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12月16日は「電話創業の日」!電話がはぐくんできたつながりを見つめ直してみよう

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12月も半ばを過ぎると、年末に向けて何かとあわただしくなってきますよね。

そんな時期ですが、実は12月16日には「電話創業の日」と呼ばれる記念日があるんです。

私たちにとって電話は、今やスマートフォンが当たり前で、いつでもどこでも世界中の人たちと連絡できる身近な道具。

でも、日本で電話が本格的に使われはじめた頃は、「もしもし」で遠くの人と話せるなんて、本当に夢のような話でした。

今回は、この電話創業の日をきっかけに、電話がたどってきた歴史や社会への影響、そして今の暮らしの中での電話の役割を振り返ってみたいと思います。

電話創業の日って?

「電話創業の日」は、日本で電話サービスが本格的にスタートしたことを記念する日とされています。

1890(明治23)年12月16日、当時の逓信省(いまの総務省に近い役所)が東京・横浜間で電話交換業務を始め、これが日本での電話のはじまりとなりました。

当時、電報はすでにありましたが、声をそのまま届ける技術はとても新鮮でした。

手紙や使いの人を通さずに、遠くの誰かと直接話せるというのは、今でいうインターネットが登場したときくらいの驚きだったかもしれません。

電話がもたらした変化

電話がなかった時代、遠くの相手に用事があるときは、手紙を書くか、直接会いに行くしかありませんでした。

連絡ひとつ取るのも大仕事ですよね。

でも、電話が使えるようになると、商売はスピードアップし、緊急の要件にもすぐ対応できるようになりました。

離れた家族や友達とも、気軽に声をかわすことができるようになり、距離を感じにくくなったのです。

声を交わせるということが、気持ちを近づける大きな力になっていきました。

初期の電話事情

今では一人一台スマホを持つ時代ですが、電話が生まれた当初は、とても貴重で限られた人しか使えないものでした。

特に明治・大正の頃は、官公庁や大きな商家、企業などに設置される高級品。

さらに、交換手さんを通して相手先につないでもらう仕組みだったので、「○○さんにつないでください」と頼んでから、ようやく通話ができました。

気軽とは言えないシステムでしたが、それでも遠くの声が聞ける喜びは、当時の人々をわくわくさせたはずです。

電話の普及と進歩

時代が進むにつれ、電話はだんだんと家庭にも広がり、1980年代後半には「黒電話」と呼ばれる機種の普及率は約90%にもなりました。

ダイヤル式で直接相手の番号を回せば、交換手なしで通じるようになり、ぐっと身近になりました。

国際電話も利用できるようになると、海外との連絡も気軽に行えるように。

日本の中だけでなく、世界中が「声」でつながる時代がやって来たのです。

携帯電話からスマホへ

1980年代後半には携帯電話が登場し、「その場にいないと電話に出られない」時代から「どこにいても電話ができる」時代へ。

行動範囲や働き方、暮らし方が大きく変わりました。

さらに2000年代に入り、携帯電話はメールやカメラ、インターネット接続が当たり前の「スマートフォン」へ進化。

今では、電話は通話だけではなく、SNSやチャット、動画通話など、いろいろなコミュニケーション手段が詰まった「小さな情報端末」となりました。

電話文化とマナーの変化

昔は家の電話が中心で、かけてきた人の家族が取り次ぐのが当たり前。

相手のご家族にあいさつしたり、「○○さんお願いします」とお願いしたりするのは日常の光景でした。

しかし、今はみんなが自分の携帯電話やスマホを持っています。

直接相手につながる便利さはありますが、その分、公共の場での通話マナーや深夜の着信には気配りが必要。

また、連絡を取りやすくなった分、どこまで連絡していいか悩むなど、新しい時代のコミュニケーションの難しさも出てきました。

インターネット時代の電話

今は、メールやSNS、ビデオ通話など、多彩な方法で人とつながれます。

文字や映像を使えば、情報量は増えますが、それでも「声を聞き合う」という行為には独特のぬくもりがあります。

大事な話をするとき、相手の声のトーンや話し方、間のとり方など、文字にはない安心感や距離の近さがあるんです。

これからの電話との付き合い方

「電話創業の日」は、普段あまり意識しない電話を見つめ直す良いきっかけ。

インターネット全盛の今でも、電話はシンプルで直接的なコミュニケーション手段として生き続けています。

新しい技術が続々と登場しても、声を交わす楽しさや安心感はきっと消えないでしょう。

電話は、人と人とのつながりを優しく支えてくれる存在であり続けるはずです。

まとめ

12月16日の「電話創業の日」は、日本で電話がスタートした記念日。

遠くの人と声を交わすことが特別だった頃から、電話は社会や人々の関係を変え、支えてきました。

固定電話から携帯、そしてスマホへ。

電話は進化しながら、人と人とのやりとりを支えてきた大切な道具です。

何気なく使っている電話ですが、その歴史や、声を届けるというシンプルな力を思い返すと、ちょっとあたたかな気持ちになれるかもしれません。

この記念日に、電話が育んできたつながりを思い返してみてはいかがでしょうか。

きっと、電話はこれからも、そっと私たちの日々を支え続けてくれることでしょう。

それじゃあ、またね♪

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ブロガー
北海道出身の1996年生まれ。 日常の小さな発見や家計見直し、住まいづくりの工夫を楽しく紹介します。
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