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みなさん、12月23日が「東京タワー完成の日」だと知っていますか?
1958年に誕生した東京タワーは、日本の復興と近代化を象徴する存在です。
今回は、東京タワーが生まれた背景やその特徴、役割についてご紹介します!
東京タワーが生まれた背景
電波事情と建設の必要性
第二次世界大戦後、日本は急速に復興を遂げる中で、テレビの普及が進みました。
1953年にNHKがテレビ放送を開始し、その後、複数の民放局も開局。
- 電波干渉の問題:当時は電波塔が乱立し、電波干渉が起きていました。これを解消するため、複数の放送局をまとめる高い電波塔が必要だったのです。
- 都市部の電波事情:当時の東京は高層ビルがほとんどなく、高さ333メートルの東京タワーは、広範囲に電波を届ける最適な選択肢でした。
建設の舞台裏
東京タワーの設計を手がけたのは、日本を代表する建築家の内藤多仲氏。
彼の手による「塔六兄弟」の中で、東京タワーは最も高い建造物となりました。
- 建設のエピソード:資源が不足していた時代、建設にはアメリカ軍の戦車のスクラップメタルが使用されました。これにより、資源の再利用を実現しながら、高度な技術が詰め込まれた建造物が完成したのです。
- 挑戦と課題:建設中は風による揺れを抑える工夫や、地震に耐えられる設計など、当時の技術の粋を集めた挑戦が繰り広げられました。
東京タワーの特徴と役割
電波塔としての役割
東京タワーは、完成当初からテレビやラジオの電波塔として日本の放送を支えてきました。
- 高さ333メートルの構造は、当時の東京全域に安定した電波を届けるために設計されました。
- 2012年に東京スカイツリーが開業した後も、東京タワーはサブの電波塔としての役割を果たしています。
耐震性の高さ
東京タワーは、日本が地震大国であることを考慮して設計されています。
- 独自の耐震技術:タワーの構造は、強風や地震に耐えられるよう工夫されており、昭和の時代に設計された建物としては驚くべき耐震性を誇ります。
- 完成から60年以上経った現在でも、その安全性は維持されています。
観光名所としての進化
電波塔としての役割が減った現在、東京タワーは観光スポットとしての役割が大きくなっています。
- 展望台の絶景:大展望台(150メートル)や特別展望台(250メートル)からは、東京の街並みを一望できます。晴れた日には富士山が見えることも!
- ライトアップの楽しみ:夜間のライトアップは、季節やイベントごとにデザインが変わり、デートスポットや写真撮影の名所としても人気です。
東京タワーの観光のポイント
アクセスの便利さ
- 東京タワーへのアクセスは抜群!
- 電車:都営大江戸線「赤羽橋駅」から徒歩5分。
- バス:近隣の停留所からも徒歩圏内。
- 車で訪れる場合は、専用駐車場もあります。
営業時間と入場料
- 営業時間:通常は9:00~23:00(最終入場22:30)。特別なイベント時は変更される場合もあるので、訪れる前に公式サイトをチェックしましょう。
- 入場料:展望台ごとに料金が異なりますが、セット料金でお得に利用できます。
写真スポット
- おすすめの撮影ポイント:タワー近くの芝公園や、増上寺から見上げる構図が人気です。ライトアップされた東京タワーを背景に撮るのもおすすめ!
東京タワーの現在と未来
デジタル化の波と東京タワーの変化
2012年、地上デジタル放送への移行に伴い、主要な電波塔の役割は東京スカイツリーに引き継がれました。
しかし、東京タワーはその後もサブの電波塔として機能し続けています。
- 地デジ移行後の役割:アナログ放送が終了した後も、緊急時のバックアップ電波塔として、東京タワーは重要な役割を果たしています。
- デジタル時代との調和:観光スポットとして、タワー内にデジタル展示やインタラクティブなアトラクションを導入し、新しい楽しみ方を提供しています。
観光スポットとしてのさらなる進化
東京タワーは観光名所としての魅力を拡大し、国内外から多くの観光客を迎えています。
- イベントや展示会:東京タワー内では、季節ごとのイベントや特別展示が開催されています。例えば、クリスマスシーズンにはイルミネーションや音楽イベントが楽しめます。
- アトラクション:タワー内にある「TOKYO TOWER CITY」では、ミニシアターや子ども向けのアトラクションがあり、家族連れにもおすすめです。
- 食事と買い物:展望台のカフェや1階のフードコートでは、美味しい料理やスイーツが楽しめます。お土産ショップでは東京タワー限定グッズも販売されています。
周辺エリアとの連携
東京タワー周辺には、訪れたついでに楽しめるスポットがたくさんあります。
- 増上寺:東京タワーを背景にした写真スポットとして人気。歴史あるお寺で静かなひとときを過ごせます。
- 芝公園:タワー全体を見上げる絶好のビューポイント。広い公園内でのんびりと過ごすのもおすすめです。
- 六本木エリア:徒歩圏内に六本木ヒルズや森美術館があり、ショッピングやアートを楽しむことができます。
東京タワーを楽しむポイント
撮影スポットを探そう
東京タワーはどの角度から見ても美しいですが、特におすすめの撮影スポットがあります。
- 増上寺からの眺め:東京タワーと歴史あるお寺の組み合わせはフォトジェニック!
- 芝公園:昼間はタワー全体を見渡せる広場、夜はライトアップされた幻想的なタワーが楽しめます。
- レインボーブリッジからの夜景:遠くから眺める東京タワーもまた格別です。
季節ごとのライトアップを楽しむ
東京タワーのライトアップは、季節やイベントごとにデザインが変わります。
- クリスマスやバレンタイン:特別なカラーやイルミネーションが登場します。
- 日本文化を感じるデザイン:桜の季節にはピンク色のライトアップが行われることも。
タワー内でのアクティビティ
- 特別展望台:250メートルの高さから眺める東京の景色は圧巻。昼と夜で全く違う表情を楽しめます。
- スカイウォークウィンドウ:床がガラス張りになっており、足元の景色をスリル満点で楽しめます。
まとめ:東京タワーが教えてくれるもの
東京タワーは、昭和から平成、そして令和へと、時代を超えて愛され続ける日本の象徴です。
- 電波塔としての役割を果たしながら、観光地としても進化を続けています。
- 周辺スポットやイベントと組み合わせて楽しむことで、その魅力をさらに堪能することができます。
「東京タワーに、次はいつ行きますか?」
12月23日の「東京タワー完成の日」をきっかけに、その魅力を再発見してみましょう!
それじゃあ、またね♪
ABOUT ME
北海道出身の1996年生まれ。
日常の小さな発見や家計見直し、住まいづくりの工夫を楽しく紹介します。